生涯研修部門
生涯研修センター運営委員会
委員会の紹介
目的:我々、社会福祉士は国家資格を取得した専門職としての役割を果たすために「専門性の向上」に努める必要があります。つまり、様々な機会を活かして常に自己研鑽に努め、常に自己の専門分野や関連する領域の情報に精通し、自らの実践力を高めて、会員自らを成長させようとする皆さんの研鑽意欲を高めるとともに、その支援を行います。
活動状況
2012年度より、新生涯研修制度が開始され、基礎研修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが開催されるようになりました。2014年度においては基礎研修Ⅰが2日間、基礎研修Ⅱが11日間、基礎研修Ⅲが12日間と計25 日間の研修を受ける必要がありました。
当時は成年後見人養成研修を受講する要件が基礎研修Ⅰ修了で良く、第1期生の基礎研修Ⅲ修了者が5名でしたが、制度が変
更になり基礎研修Ⅲ修了となり、基礎研修Ⅲ修了者の数が増えて、2023年3月31日時点で179名になりました。
しかし、私たちの委員会自身、日本社会福祉士会からの指示に基づき、基礎研修の運営をこなしながら、スーパービジョンの拡充をすすめ、司法ソーシャルワーク研修認証取得を行う状況で、受講生・講師・運営スタッフ並びに事務局のご協力がないと難しい状況でした。
さらに、新型コロナウイルス流行に伴い、2020~2022年度は対面形式の研修が難しくなり、ほとんどオンライン形式の研修となりました。この時は理事会をはじめとする様々な方々のご理解とご協力により運営を行うことが出来たことを深く感謝いたします。
2023年度は講義を日本社会福祉士会e-ラーニングの活用をしながら、演習を3年ぶりに対面形式で実施することになりました。
今後に向けて
今後は基礎研修以外のスーパービジョンの拡充、司法ソーシャルワーク研修以外の分野専門の認証取得を図るとともに、各地区ブロックと連携しながら倫理綱領・行動規範をはじめとする共通基盤の形成を図るための研修を行うとともに、生涯研修制度・認定社会福祉士制度の周知徹底を図る必要がある等の多くの課題を有しています。
また、日本社会福祉士会や九州沖縄ブロック所属社会福祉士会と連携しながら実施することで、会員間のつながりを持てる機会を提供し、会全体の専門性の向上に努めていきたいと考えています。