ブロック活動部門
ブロック活動部門とは
宮崎県内を地域ごとに(西諸、都城北諸県、日南串間、西都児湯、宮崎東諸県、日向入郷、宮崎県北部)7つのブロックに分けて活動を行なっています。
中でも会員数の多い宮崎東諸県ブロックは3支部に分かれて活動を行なっています。
地域ごとの特性を活かしながら、「顔の見える関係作り」「新会員獲得に向けた広報・啓蒙活動」「会員アシスト制度の検討やつながりの場つくり」を目標に活動を行う部門です。
宮崎県北部ブロック
ブロック構成
延岡市、五ヶ瀬町、高千穂町、日之影町の1市3町
会員数
71名(2023年6月末現在)
~会員の皆様が主役です!顔の見える関係づくりを目指しています!~
ブロックの活動状況
年4~5回程度の委員会や年2回程度交流会や研修会等を実施しております。
過去3年間は新型コロナ感染症拡大防止のため、交流会や勉強会開催は難しい状況にありましたが、Zoomによるオンライン研修にチャレンジし可能な限り会員の皆様とのつながりが途切れないよう研修会を企画してまいりました。
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2022年度は児童福祉に焦点を当て、外部講師をお招きし子ども達の未来のため、私達社会福祉士に求められる役割等について学び考える機会がありました。
令和5年度の活動では、新型コロナ感染症拡大のため延期となった勉強会を行い、交流会も合わせて企画し新規会員との交流を図りました。
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今後に向けて
社会福祉士として様々な現場で活動されているベテラン会員の皆様と新規会員の皆様との交流や勉強会の機会を設け、日ごろの活動における情報共有や相談等ができるよう会員の皆様が主役となる県北ブロック活動を目指していきたいと考えております。
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日向入郷ブロック
ブロック構成
日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村
会員数
55名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
日向入郷ブロックは、他のブロックと比較して決して会員が多いとは言えませんが、会員間の協力や連携が得られやすいと日々の活動で感じています。それは、これまでの諸先輩方が築き上げてきた顔の見える関係作りを重視した取り組みによるものだと思っています。
ブロック活動については、会員の資質向上と横の繋がりを目的とした勉強会を、年2~3回程計画・実施しています。内容は、身近な問題をはじめ、アンケート調査で得た会員が関心を持っていることをテーマに企画するよう努めています。また「地域を知る」ということを念頭に、地元で先駆的な取り組みを実践している団体の活動を学ぶことも大事にしています。講師は外部に依頼するだけでなく、会員にも務めていただくことで、所属会員の業務や活動を知ることができる他、講師を担う会員も日頃の活動を振り返る場となり、お互いが学びを深めることに繋がっているのではないかと感じています。新型感染症の影響で、ここ数年はオンライン(Zoom)での開催となり、いろいろと制約もありましたが、だからこそ何ができるかを考えるきっかけにもなり、オンラインならではのメリットを活かして、企画運営をしているところです。
勉強会以外では、会員間の交流を促進する取り組み(親睦会)にも力を入れています。会員同士の交流といつでも相談しあえる関係作りの構築がブロック活動の本質と捉え、組織としての重要な役割と認識していますが、こちらも残念ながら新型感染症の影響で長らく対面では実施できておらず、オンラインによる交流に止まっています。
今後に向けて
今後としては、引き続き会員相互のスキルアップと連携を軸とした活動を実践していきたいと思っています。とりわけ対面による活動を再開・活発化させ、顔の見える関係作りを一層強化していきたいです。また、新規会員の獲得と活動に参加される会員を増やすことで、ブロック活動がさらに盛り上がるよう、気軽に参加でき楽しみながら運営に携われる環境作りを目指していきたいです。会員1人1人が主役となり、個性を発揮できる場になればと思います。
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西都児湯ブロック活動
ブロック構成
西都市、新富町、高鍋町、木城町、川南町、都農町、西米良村、の1市5町1村
会員数
56名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
2014 年に西都児湯ブロックが立ち上がりました。社会福祉士としての専門性向上ももちろんですが、他分野との繋がり、他の社会福祉士の方の仕事を知ること、そして、ソーシャルアクションを意識してブロック活動に取り組んでまいりました。
また、会員同士の繋がりに加え、非会員の方や社会福祉士以外の方への声掛けも行い、社会福祉士会へ興味を持ってもらうこと、社会福祉士という資格を知ってもらうことにも力を注ぎました。
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また、会員同士の繋がりに加え、非会員の方や社会福祉士以外の方への声掛けも行い、社会福祉士会へ興味を持ってもらうこと、社会福祉士という資格を知ってもらうことにも力を注ぎました。
ブロック活動の内容といたしましては、西都児湯ブロック立ち上げ当初は、大きなシンポジウムを開催したり、地域の福祉まつりに参加することで社会福祉士としての実践を担っていた時期もありました。
近年では、交流や繋がりをメインとした研修会を開催すること、開催地を様々な市町村行うことで参加者の確保、兼ては横の繋がりを大切にしてきました。西都児湯ブロックが立ち上がって10年目ですが、“学びの場”と“繋がりの場”を意識した活動が行えてきたと思います。
ブロック役員の負担を考えると、無理なく交流することができることも重要なミッションだと思います。ブロック長等は2年で市町村ごとに持ち回り、負担感を減らすためにも「役員会」を「ワーキングチーム」への呼称変更などにも取り組みました。
今後は、会員自らが活動を楽しむことで、若い世代へ“社会福祉士の豊かさ”を伝えていくことを使命として、支え合う活動づくりを継続してまいります。
宮崎東諸県ブロック
ブロック構成
宮崎市・国富町・綾町の1市2町
会員数
252名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
宮崎東諸県ブロックは県内7ブロックでも最も多い会員数になっています。
そのため、3年前からブロック内を、宮崎市北部・宮崎市南部・国富町綾町と「3支部」に分けて活動をしていきたいところですが、3支部化の始まった時期から、新型コロナウィルスの影響もあり、オンラインでの研修会が中心となっていますので、なかなかその特性や強みが発揮できていない状況になっています。
現在は、ブロック活動として年2回の勉強会、7ブロック共通の活動が中心になっています。定期的に会員に向けて講習したい研修等の意見を聞き、その内容を中心に研修会等を開催しています。
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今後に向けて
コロナ前はボーリングなどの交流会を行い、「顔の見える関係つくり」に取り組んできました。
今後としては、定期的に研修会、勉強会の開催をはじめ、各支部での交流会などを開催できるようにしたいと思います。
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日南串間ブロック
ブロック構成
日南市、串間市の2市
会員数
ブロック役員5名
67名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
日南串間ブロックでは、「顔の見える関係性を作り、それを所属先で活かす」事を主なテーマとして活動しています。
例年、年度初めの活動として「国家試験合格者お祝い会」を行っています。会員間の横の繋がりで合格された方の情報を集めお誘いしています。また、このお祝い会を通して社会福祉士会にはどんな人間がいて、どんな活動をしているのか知ってもらえ、入会につながったケースは少なくありません。
その他、夏にはキャンプ場でのバーベキューなどの交流会を行って、気兼ねなく話せる場を作っています。
外部から講師をお呼びしたり、専門分野の会員が講師役を行い座学での研修も行ってきました。倫理綱領や虐待問題、LGBTQや地域定着支援など様々な分野の研修を行っています。
地域行事への参加も行っています。日南市社協が主催する福祉まつりにて、「ヨーヨー釣り」を出店し、PRを兼ねて来場している子供たちと交流していました。
コロナ渦になって、まつりの形態が変わり出店は出来なくなりましたが、PRポスターを展示するなど関わりは続けていく方針です。

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都城北諸県ブロック
ブロック構成
都城市、三股町の1市1町
会員数
67名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
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都城北諸県ブロックは会員同士の「顔の見える」関係性の構築や専門的知識・スキルの深化、さらには地域のつながりの再構築を図るためにも、今後も「コーディネート力を磨く」を活動テーマとして掲げ、オンライン定例会も活用し、より多くの学びとより広いネットワークづくりが構築できる「つながりの場」づくりを推進することを目的とし、目的を達成するために、具体的には以下の内容の活動を実施することを進めてきました。
まず、「顔の見える」関係性を構築する会員間における意見交換および学びの充実を目指した研修会の開催を年数回実施し、例えば、新型コロナウイルスの影響を受けている2021年度においてはオンライン単独あるいは併用の形で、コミュニティソーシャルワーク、地域包括ケア、少年非行、スクールソーシャルワーク、多文化ソーシャルワーク等の研修を実施した。併せて、研修を実施するために事前にブロック事務局スタッフ内で打ち合わせを行いながら進めてきました。
また、都城北諸県地域に「社会福祉士が認知される」活動として,みやこんじょボランティアフェスティバルへの参加・協力を行い、会のPRや他団体と協働して障がい者スポーツ体験等を通じた啓発活動の取組み等を実施してきました。しかし、コロナ禍となり活動が制限される中、ブロックとしての参加は行えておらず、今後はコロナの動向を確認しながら、再開していく予定です。
また、以前実施していた県南ブロック合同合宿をはじめとする他地域や関係機関との「繋がり」を拡充させるための事業が停滞している状況が続いています。所属会員の「専門的知識の深化」を図るためには、社会福祉士内外との情報交換の機会づくりが必要であることから、今後は、会員間や地域・関係機関との「繋がり」を一層強固なものとしていけるブロック事業の企画・運営に取り組んでいきたいと思います。
西諸ブロック
ブロック構成
小林市・えびの市・高原町の2市1町
会員数
34名(2023年6月末現在)
ブロックの活動状況
平成26年に県南ブロックから分かれ、高原・小林・えびのの会員で、会員同士の顔の見える関係作りを念頭に活動しています。
活動は年2回の研修会と新型コロナ流行前は懇親会での飲みニケーションも大事に、横のつながりを作り、それが日常の仕事の中でも生かされていました。
研修会では、会員が事例を提供しての事例検討会や、市内の福祉関係機関の実践報告会、市内外の講師を招いての講演会等を行っています。
写真2枚目はハンドボール強豪校の指導者によるコーチングの講演を開催した時のものです。
他にも災害支援、生活困窮者支援、高次脳機能障害、地域定着支援など様々な分野の講演会を行ってきました。
昨年度は子どもまんなかの支援をテーマに西諸で活躍するスクールソーシャルワーカーと子ども宅食団体代表の方に講演をいただき、講演を通して西諸で活動する子ども宅食の横のつながりを作る機会にもなりました。
コロナ感染症以前は、日南串間ブロック、都城北諸県ブロックと持ち回りで合宿研修会を行い、会員相互の親睦を深めていました。
今後は新しくメンバーに加わった新会員と共に一層関係作りを進め、他の専門職との連携や協働も念頭に活動していきたいです。
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
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